日進実地調査
こんにちは。
風邪は治ってきました。
先日「日進駅からのこれ何!?」と言っていたが、調べようと思った日に図書館が開いておらず、これもう現地行くしかないな、と思ったので本日(2020/1/18)それの探索に行ってきた。
先日の↓
2020/1/18 15:53
日進駅に到着して、さっそく探索を開始。すぐに例の土地が見えた。実際に測ったりはしてないが、おそらく豊田線の線路と高さは同じくらいだろう。
さっきの画像の後ろ側。少しわかりにくいが、駅の駐車場の出口付近に向かって道が下っている。それと、ぱっと見奥の高地と手前の築堤っぽいのが同じ高さに感じた。
16:06
日進駅を出て東に向かい、豊田線との分岐点(?)に到着。この辺りはススキや低木が生えて地面の様子がよくわからなかった。
少し駅側に向かって歩くと刈り払われ地面がよく見えるようになってくる。やはり幅は車道一車線ほどある。 ここからでも豊田線の路盤と高さがほぼ同じということがわかる。カーブもそこまできつくないので鉄道の可能性もまだ捨てきれない。
もう少し進んで道が下り始める直前まで来た。ここら辺では一車線より広くなっているように感じた。 今まで行っていなかったが、上の写真の左の柵の向こう側は、トヨタ自動車(株)日進研修センタ―がある。
あっ… どうしよう
これの正体分かったかもしれない......
目の前の道を下っていくと日進駅に出る。 が、方向的には直進なので、まっすぐ進み狭い歩道に入っていく。
土地の幅に比べて歩道狭すぎませんかね…
ものすごく狭い歩道から見た例の土地。ちょっとつながり方が微妙だがこれであってると思う。
にしてもほんとこの歩道狭い… 一人分しか幅がない…
激狭歩道を進むと住宅の裏になる。左側には調整池がある。
この写真からは分かりにくいが、ものすごい勢いで下っている。
さらに進むと、日進駅から出てきた道と交差する。
駅から出てきた道と交差してさらに進むとこんなきれいにカーブした道になる。
普通ならまっすぐな道を作るはずなので、カーブしている時点でものすごい違和感。何か意図をもって作っていそう。
とにかくきれいな、半径が一定になってそうなカーブ。
あとめちゃくちゃまぶしい。
カーブの終点まで行くと、瀬戸大府東海線にぶつかる。そこで正面を見ると…
何このすごい高低差
日進ってこんな高低差あるところだったのか。
ここまで来るときにも坂下ってはいたけど、たぶん目の前の高台の方が今までに比べて高いぞ…
やっぱり地図見てるだけじゃわからないな。
階段上がって後ろ向くと面白いほど直線状になってるのがわかる。
ここまで高低差があると正直鉄道も道路も怪しくなってくる。
まあこんなものがあるので鉄道、道路どっちでもないのだ。
これでこの正体がわかったい人もいるのではないか。
(正解は最後に言います)
三回階段を上がれば最高点にたどり着く。最高点で道路と交差すると急に低くなる。そして木で見えない。
この先どうなっているの…
残念ながら直進はできないので住宅街の中を迂回していく。住宅街でもかなり下っていく。ほんとにこの辺高低差すごい。
そういえば階段の踊り場的なところにあった「r」みたいな形のやつ田んぼの横とかにありません?
しばらく進んでいくと住宅が途切れ、例の土地が見えてくる。
上の写真は日進駅方向、下の写真は逆方向を向いて撮った。やはりずっと一車線分の土地が続いている。
これ日進駅方面轍あるし歩いて行っていいかな…ダメかな…どうしよう…
なんて悩んでいたら犬の散歩してる人が自然に駅とは逆方向にここを歩いて行ったので、私も入っていった。
少しぬかるんでいたりしましたが歩きやすい道だ。
駅とは逆方向に向かって少し歩いていくとよくわからないものを見つけた。(さっきの画像にちょっと見えてる)
?
なにこれ
街灯の残骸?真っ黒だけど…
この街灯の残骸みたいなものの先(歩いてきたのとは垂直方向)には金属製のふたのようなものがあり、さらに先には小さなため池みたいなものがあった。
私の真下のものの正体はもうすでに分かっているが、黒いものはこれに関係しているのかどうかさえ分からない。
階段のところにあった「r」みたいなものに上部の形は似ているが細すぎる…
!!
これは境界杭とかそういう類のものだろうか。
書いてあることが読み取れないので何についてのものなのかはわからない…
悩んでもわからないので先に進もう…
あ!出た!「r」!
と街灯もどきのそばにあった金属製のふたと同じものも。
実は金属蓋の土台のコンクリートにこれの正体が書いてあるのだが…
撮り忘れた…
というか近所の人がいたので撮りづらくて…
この先は「和合あかつき幼稚園」の建物の新築工事で通れないので大回りで迂回。
また金属製のふたと「r」の長い版…?あの街灯もどきのちゃんとしたみたいだな…
そしてここもきれいに家が建っていない。
ちなみにこの場所の両側は急坂になっている。ここだけ高くなっている。
以降国道にぶつかるまでこれに近づけるところはなかった。
国道153号線豊田西バイパスの南ヶ丘入口交差点を渡り、ため池の南側まで来た。
マンションが二棟建っているが、その間あたりをよく見ると……
なんかある…
↑これ
地図をよく見ると、今まで探索してきたルートの延長線上にあるのだ…
ここまできれいに延長線上にあるとは思っていなかったので驚いた。
このため池についたことで今回の探索は終わり…だがもう少し。
このため池、「東郷濁池」という。
以下看板の内容を転記
事業概要
目的 農業用ため池
事業名 県営老朽ため池等整備事業
事業主体 愛知県
管理者 東郷町
〔ダム諸元〕
型式 前面傾斜コアー型
堤長 177.0m
堤高 5.3m
貯水量 35,000㎥
取水量 最大0.053㎥/sec
余水吐能力 最大4.520㎥/sec
受益面積 16ha
〔改修内容〕
施工年次 昭和53年度~昭和54年度
提体補強 前刃金工法 前面ブロック張
取水施設 斜樋型 2か所
余水吐 越流型 1か所
総事業費 31,100千円
最後に今回の探索の結果を言おう。
最初に「r」があった場所にこれがあった。
思いっきり「農水」って書いてある。
よく考えると、日進駅のすぐ横の時点であとの方によく出てくる鉄製のふたがあった。
あの時点で用水路か何かだという考えを持ちつつ探索をしたが、それは間違っていなかった。
つまりこれは、鉄道や道路などではなく…
農 業 用 水 路 だ。
また何か探索など何かしたら書こうと思うので、良ければまた見てください。
それでは。